「あ、葵くん。どこ行ってたの?」 「ちょっと用があって、屋上行ってた」 屋上って、もしかして... ...告白...かな? でもでも、こんな朝早くから告白なんて あんまりしないし。 それに、あの様子じゃ、きっと付き合ってはいないよね...? って、どうしてこんなに不安になってるんだろう。 べつに、付き合うのなんて葵くんの勝手だよね。 あぁ、なんかやだな。 私は憂鬱な気持ちでHRを迎えた。