「あと、俺アイスいーわ。早く家帰らせた方がいいでしょ」

「そうだな。今日はまっすぐ帰るか」


望月くんは黙ってうなずく

背中の穂詩は顔を赤らめている。



「家どこ?近く?」

「うん、ここから10分くらいのとこ」

「このまま送ってく」


望月くんの優しさに嫉妬している自分がいる

こんな気持ち…やだな