きっと今、私はひどいヤツだ


心配よりも嫉妬が頭を支配している


「じゃ、じゃあ…」と穂詩は望月くんの背中に乗る

華奢な体の割に力はあるらしく、ひょいっと持ち上げた



「明日病院に行けよ」



望月くんはおんぶしながらそう言った