「分かったわ。 あなたのことは正直、全く分からないけれど、 共犯者として、仲良くしましょう。 ただし裏切ったら・・ 私があくまで日比野グループの娘だということは、 忘れないようにね。」 「Of course.」 十史郎は私の座る脇にひざまずくと、恭しく礼をしてみせた。 「それと。」 「なんでしょう」