「っレト…ごめんね、ほんとに…ごめんっ。」
「え!?なんで結愛ちゃんが謝るの!僕が悪いから!…ええ、ど、どうしよ…。」
アワアワと困っているレト。
「ううん…わたしが悪いの。」
「そんなことないよ、いつも結愛ちゃんは僕のヒーローだから。」
「…ヒーローなんかじゃない。」
「うんん、ヒーローだよ。とにかく、結愛ちゃんは悪くないよ。……ね?」
「…っ。」
どくんっ。
レトに微笑まれた瞬間に心臓が大きく跳ねた。
ばくんばくんと、どんどんとスピードを増していく。
「……っとりあえず帰ろうか。そっ、そうだ!レトのお弁当、海先輩美味しいって絶賛してた!レトのおかげでたくさんしゃべれたよ。」

