ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


それから午後の時間はずっとソワソワしていたようで、いつもより変な動きが多かったと楓に言われた。





そして、最後の授業を終えるチャイムが鳴った。




「結愛、何がそんなに待ちきれないの?」




「え?待ちきれないっていうか…レトが迎えにくるって言うから急がないといけなくて!」





「…結局レトくんと本当はどういう関係?いとこじゃないでしょ?」




楓が目を細めてわたしを見てくる。