ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


「ちょっとでも…「っもう帰って!邪魔!!」




「うん…ごめん。」




ハッとした時にはもう遅かった。




笑っているけど、またわたしはレトにこの顔をさせてしまった。




また傷つけてしまった。




海先輩にぺこっと頭を下げると、わたしにリュックを渡して先輩のほうに向かっていってた。




そして先輩に小声でなにか話した後、わたしを見た。




「ごめんね。」




そう言って来た道を戻っていった。



どうしよう、謝るのはわたしのほうなのに…。




「志内さん俺にお弁当作ってきてくれたの?」




レトを追いかけようか、どうしようか悩んでいると海先輩から声がかかった。




「えっ!?わ、わたしが先輩の!?」



お弁当…?なんのこと?