「そ、そそうだね〜あははは……」 「じゃあ先行ってるー!!また教室で!!」 楓を見送って、姿が見えなくなったと同時にレトがはぁ…とため息をついた。 「もう…せっかくの結愛ちゃんとの貴重な時間だったのに。」 そう言って、不満そうにしているレト。 「ご、ごめん…ってあれ?なんでわたしが謝らなきゃいけないの!?」 「学校でちゃんとあの子に伝えておいて。これから僕と結愛ちゃんといる登下校の時は話しかけてこないでって。」