こんなふうに思うってことは、レトが小さい時のことを教えてくれたことが本当だと思うから…。 っていうか、レトが嘘つくようになんてこれっぽっちも見えないし。 レトなら可愛い女の子周りにたくさんいるだろうに、わたしのこと…その、今もす…好きなんだもんね。 「ふわぁぁ………ねっむ………」 眠気に耐えていたつもりだけど、もやもや考えているといつの間にかすっかり眠りこけてしまっていた。