「あぁ、これはさっき買ってくるように使いをたのんだから。」





「あ、そうなの…相変わらずやること早いよね。」





「そうかな?…はい、どうぞ。」





「わぁっレトのオムライス〜!久々!!」




「次はちゃんとしたのを作るけど、いまは簡単なので許してね。」




「え?全然ちゃんとしてるし!…いただきます!!ん〜おいしっ!!」




あぁ…この風景、久しぶりだなぁ。




「ふふ、結愛。口の横にソースついたよ。」




「ん?え、ここ?」




少しちょっかいをかけたくなって、ぺろっと口の横を舐めた。





「…ここ。」




「「………。」」



柔らかい結愛の唇に触れ、お互い見つめ合う。




結愛を押し倒して、次はしっかり唇を合わせる。




「ち、ちょっ…んん…まだ、食べてるとちゅ…。」




結愛の全部に触れたい…今すぐに。




「あ…んん…。」




結愛から漏れる甘い声にキスを深めて、結愛の肌に触れる。





「ごめん、我慢できない。ここでいい…?」