レトがいる方に振り向くと、また苦しそうに胸を掴んでいる。
「れ、レトっ…ほら、くっ薬!」
どんどん苦しむ時間が増えて、薬を飲む量も増えて…。
レトはあとどれだけ耐えればいいの?
「っ…ふぅ…落ち着いた。ありがとね、結愛。」
「ねえレト……もう、成長受け入れないっていうの…やめるのはダメ?」
「っなんで……?それは…僕と離れたいってこと?」
「違う、いまレトは成長を受け入れようとしてないからすごい苦しいでしょ。」
心の中で考えていたことを、レトに告げる。
「わたしは何度も言うけど、レトが好きだよ。もうそんなに辛いの我慢しなくていいんじゃないのかなって…。」
「でも…。」
「最近はほとんど苦しい時間ばかりで、薬飲んで副作用で寝てって…その繰り返しで。レトとお出かけなんてもちろん、話も全然できないし…だったらもう諦めて、早くレトが楽になってほしい。」

