ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


「い、今みたいに人間の姿…でだよね?」





「う、ん…。」




「…これも、ただのヤキモチなの。やっぱり初めての相手じゃないと思うと、悔しいっていうか…こういうことしててもレトは落ち着いてるし…。」




「あのね…サミとそういうことをした最中の記憶はあんまりない時なんだ。」





「えっ?どういうこと?」




「第2成長の時の話でね、ラトはそんなことなかったみたいなんだけど、僕はその…欲が抑えられなかったみたいで…。」




「じゃあ…その時に?」




「うん…そういうことする時って狼の姿より、人間での姿の方がみんな快感を感じられるから…それで人間の姿同士でやれるサミを何回か求めたみたいなんだ。その後気づいたらサミとやってた感じで…。」





「何回か…?」




気にしたってしょうがないのは分かるけど、どうしてもムカムカしてしまう。




「…その時にそんな風になっちゃったんだから、今回もそうなるんじゃない?」





「えっ?なんでそんなこと…。」





いらないことばかり、口からでてきてしまう。