ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


「あははっ!結愛、コロッケ好きなの?」




「えっ…なんで?」




「嬉しそうな顔してるからね。…ずっと結愛のこと見てたから、思ってること分かっちゃうよ。」




うぅ…すぐそういう嬉しいことを言うんだから。




「レトっ……「ねえ早く作ろっ、レト!サラダならこの緑の葉っぱを切ればいいんでしょ?」




「あっこら、サミは包丁触らないで!」





「ぎゃーーっ…痛いっ…やだ、血っ!!!」




えっ…嘘でしょ?サミちゃんすごい不器用?




「だからやらなくていいって言ったのに
……。」





「痛いっ…うわぁぁん!!」




「ほら、指貸してごらん。」




レトがサミちゃんの指の傷口をペロッと舐めると、痕ひとつ残らず一瞬でキレイに治った。




「うぅありがと、レト…。」




「どういたしまして。はい、サミはお風呂に入っておいで。」