ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


ーーーー…。



「ッレトっ!?どこに行って…ってあんたも一緒だったの。」




家に着き、玄関を開けた瞬間にサミちゃんが駆け寄ってきた。




「あはは、ごめんね言わなくて。ちょっと出かけてた。」


 


「ていうか、なんで手を繋いでんの!?」




っ!そうだった…レトと手を繋いだままの手にサミちゃんからの視線が突き刺さる。




「あははっ。結愛と両思いになっちゃった!」




「両思い…って、この人間と!?なんで、サミもレトが好きだって言ったじゃない!」





サミちゃんは、今にも泣き出しそうな顔をして俯いている。




「やっぱりレトはわたしじゃダメなの?」