ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


「暗いし、汚いところなんだ。争いも目立つ地域があるし、そんなとこに結愛を連れてけないよ。」




「そう…なんだ…。」




自分が生まれたところを悪く言うのって辛いと思うけど…なんて言えばいいのかな。




「ふふ、そんな顔しないで大丈夫。それに僕、こうみえて能力は高い方なんだ。耐えられると思うな。」




「そうだね、ヘタレだけど王子様だもんね?」





「もう…結愛の意地悪。」




「あはははっ!!」




「あ、そういえば体調は大丈夫?さっき結構飲んじゃったけど…。」




「え?あぁ…全然なんともない!」




「なんでだろ…人間だったらほんの少しでも飲まれたら具合悪くなるはずなのに…。」




「だからわたしは大丈夫って言ったでしょ?」




「んー不思議。」