ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


「っ本当!?そのことだけでもすっごく嬉しいよ!僕に関係あることだもん!もしかしたら他のことも思い出せるかもっ!」



またあの可愛い笑顔をわたしに向ける。




「僕、結愛ちゃんと暮らすために色々練習してきたんだよ。」




「え?わたしの暮らす!?悪いけどアンタと……っ!?」




わたしの唇に指が触れた。



「レトだよ。」



「はい?」



「僕のことレトって呼んで?…結愛?」



〜っ!また不意打ちの呼び捨ては卑怯!



いちいち色っぽいし!!




「だから!れ、レトと一緒に暮らすのは無理なの!お金ないし!」