ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


サミと喧嘩してしまうことは置いておいて…ラトが社交的になったのは、王位を継ぐわけだから結果的によかったと思う。





僕も人間になる時間は半日を越すことができていたし、早く1日中コントロールできるようになって、結愛ちゃんのところに早く行かなきゃと思っていた。





だけど、全然上達しなかった。





僕にも必ず第3成長が来るんだとしばしばラトとサミに何度も練習を止められ続けたから。





そして少し前にようやく人間の姿を保てるようになって、結愛に会いに行くことができた。

 


それなのに…まさか本当な2人が言っていたとおりになるなんて。





今この身体の奥に集まってくる力は、第2成長の時と似ているけど…比較にならないくらい苦しい。





受け入れたくないけど、僕にも第3成長が訪れてしまったということ。





ーー…。




僕の話しが終わり、結愛をみると放心状態だった。






「レトが…王子……双子……。」





「あまり話したくなかったことだったから伝えてなかった。結局、一気に説明して混乱させてごめんね…。」