聞いた話しの通り、数ヶ月もの間ラトはその苦しみと戦っていた。 成長が訪れてから半年ほど経った頃、ラトの首元にクラウンが刻まれた。 それと共に、それまで人見知りがすごかったラトが別人級に変わった。 もともと兄弟仲は良かったけど、異常に僕から離れなくなったり、家族以外とはほぼ会話をしなかったラトが、婚約者となったサミと毎日のように言い合いをするようになった。