ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


た、たた助かった…。




「…終わっちゃったね。」




レトが切なそうに微笑むと、しゅるんと耳と尾っぽが引っ込み、瞳の色も戻った。





「おかえりなさーい、気をつけてお降りくださーい!!」




降り口に着くと係りの人が扉を開けた。




「結愛、気をつけてね。」




レトが先に降りて、手を貸してくれる。




もう、いつものレトだ。





助かったと思ったけど、違う。あのままずっとレトと幸せな時間を過ごしていたかった。





「ねぇ結愛。つづきは…どうしようか?」





へ、…へ!?何言ってるの!?





「まだ、結愛と全部できてない。続き…しよ?」






う、うそ…観覧車の中だけって…この後もいいの?





「お家ついたら、覚悟してね?」





「……たの?」
 



う、うそっ…どうしよう……可愛い下着なんてつけてないよ!幻滅される!





「え、なにその下着……萎えた。サミのほうが何倍も可愛い。」




なんて言われたら…わたし…。





「…ねぇ、結愛ってば!」




はっ!





「…っえ!?あ、あぁ…なに!?」