ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


「む、また笑ってる…僕なんか乗り物もお化けも怖がる弱虫ですよ。」





感情豊かすぎて…ほんとにちっちゃい子どもみたい。





「違うよ!すごく楽しくって笑っちゃうの…楽しいのわたしだけ?」




「そんなこと…!僕もずっと楽しいよ、なんだけど…結愛にケガさせたし、結局なんの練習にもなってない気がする。」





「こんなのちょっと血が出てるくらいだよ。」





「でも痛いでしょ、ほんとごめん…。」





「…んっ…。」





スッと膝を指でなぞられてビクッとなってしまった。





しかも変な声出ちゃったし…恥ずかしすぎる…!





「あ、ごっ…ごめん…!」





わたしの反応にレトが気まずそうにする。