ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


「だって…レトはレトだなぁって思ったら…。」





「なにそれ…どういうこと?」





「意地悪しても、すぐに素の優しいレトになるのが面白くて。」





「優しくなんてないよ。それより怪我したところ痛いよね?」






そうだったダサく滑ったんだった…。





観覧車待ちの人に見られてたよね…?周りを見るとだいぶ注目をされていた。





それなのにレトは…。





「っわあ!!?」


 



わたしをお姫さま抱っこしたのだ。





「うらやましいー!あんなイケメンに…。」
「きゃ〜〜ずるい…!」
「やばあああ!」




なんて周りから悲鳴が聞こえる。





「ちょっ…下ろして!そんなに痛くないから!!」






こんなにくっついたら、ドキドキしてるのがバレちゃうよ。