「そうだ、結愛。目をつぶって?」 「なんで?」 「お礼に僕の宝物をあげる。だけど少しチクッてするから痛いかも。」 目を瞑ったゆあの耳に噛み付く。 「いて……。」 「まだだよ……よし、目開けて平気だよ。」 「??なにしたの?」 「あそこで確認してみて。」 水たまりを指差す。 「わあ!なにこれ!耳に金ぴかが付いてる!キレ〜!」 「僕が生まれた時に両耳につけたものの片方だよ。お父さんとお母さんが大切にしなきゃダメって言うからつけてたんだけど光ってて宝物みたいでしょ?」