「わ、本格的。」



「そ、そうでしょ?わたしがすこし先に行くから、レトはその後きて!」




「わかった。楽しみだね。」




くすっと笑うと結愛ちゃんが嬉しそうに笑う。




「…それじゃ僕はお風呂入ってくるね。結愛ちゃんは寝てて。」




おそらく、あと少しの残された結愛ちゃんと過ごす時間。




明日だけは、結愛ちゃんを独り占めしていいのかな…ずっと忘れられない大切な思い出を作ろう。