あぁ僕ってほんと…意志が弱い。



きっと練習なんかしなくても、そのままの結愛ちゃんで十分だろうけど…結愛ちゃんが可愛いのと、なにより僕の欲が大きい。



「ほんとっ!!?あのね、遊園地行きたいの!!」




嬉しそうにする結愛ちゃんがやっぱり可愛かってたまらない。




結愛ちゃん…答えられなかったけど、僕はずっと大好きだよ。




「さっそくだけど、明日行ける?」




「っえ?あ、明日?バイトは入れてないからいいけど……。」




急すぎる…そんなところも可愛いけど。




「明後日先輩と会うから、その前に練習したくて…。」




「…そっかそっか、分かった。何時に出ようか?」




「その…できたら、まっ待ち合わせして行きたいの!リアルさを味わいたいっていうか…。」