ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

 
どうしよ、どんどん人が増えて抜け出すに抜け出せない。




先輩を待たせてるのに!





「ちょっ、え?なにこの人だかり…あ、レトくんだ!なになに結愛、これはどうしたの?」





「楓!助けてー!」





ナイスタイミング…!





トイレ掃除担当の楓が帰ってきて声をかけてくれた。





「すごい人…。気にせずかき分けてきな!ほら、こっち!!」





楓の手助けにより、取り巻く女の子集団から抜け出すことに成功。





「楓ぇ…ありがとお。」





「いいから、早く帰りな!」





「うん!本当ありがとう!じゃあまた明日!」


 


レトを引っ張り、校門へ向かう。





「あっ結愛ちゃんのお友達、ありがと。」





「…っ!カッコよすぎるうう!!」