ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


「あれはわたしじゃないと思ってたの?」





「そうだよ、嫌な気持ちにさせてごめんね?…あっ、そろそろ学校にいく準備した方がいいかな?」





そう言ってテキパキと準備するレト。




勝手に落ち込んで申し訳なかったなぁ…。





こういうところ治さなきゃずっとレトを傷つけてしまう…と思いながらまた今日もレトとの1日が始まった。




「結愛ちゃん、それじゃあ学校頑張ってね!今日は絶対送れないから!」




「あ、ちょっ…待って!その…朝はひどい態度とってごめんなさい。」




「えっ、いやいや!結愛ちゃんが謝ることないよ!」




「いつもレトには優しくしてばかりだから、今日はわたし頑張って先輩の連絡先を聞きたいと思う!」




「おおっ!応援してるね、がんばって!」




ーー…そしてあっという間にお昼になり、先輩とご飯を食べる時間となった。




先輩の連絡先…どうやって切り出そう…?




「あっあの、先輩!」




「ん?なーに?」




「昨日会った、わたしのいとこのお兄ちゃん覚えてますか?」




「うん、めちゃくちゃかっこいい人だよね?」




「ま、まあ…。それでっ、あの……。先輩、今日の放課後お時間ありますか?先輩と話してみたいようで!先輩もお忙しいと思うんですけど…。」