ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


ふと、なんだか寒い気がして目を覚ました。




あれ、寝てた!




まだ夜中か…ってあれ、隣で寝ていると思ったレトがいない。



「…レト?」




周りを見渡すと、レトはソファの上で丸くなって寝ていた。




レトがいないから寒かったのか。




なんでソファに?昨日まで一緒に寝てたじゃん…。




わたしより断然背が高いんだから、ソファで寝たら窮屈でしょ。





ゆさゆさとレトの体をゆする。




「ちょっと…ねぇ、そんなとこで寝てたら寒いでしょ?身体も痛くなるよ?」




「…んん…なに。」




「だから、ベッドの方においでって…!」




「…いい、だいじょぶ…だから。」