ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

「あ…大丈夫、心配してくれてありがとう。」




「本当?…ねえねえその耳としっぽは本物?」



僕の頭の耳を触って、そう尋ねた。



「…んっ。」



人間に触られるのは初めてだった。



くすぐったくてピクンと反応してしまい、恥ずかしい…!




「うん本物。僕は狼なんだ。でも人間は食べないよ本当に!!」




「うん、そんな気がする。なんか弱そうだもん。」




「う…はっきり言うね…きみは強そう。」



「もちろん強いよ!わたしトマトンジャーになるんだもん!」




「と、とま…?」