SignⅠ〜天狗のしるしと世界とあたし


「「……っっ……」」


カイドウとコブが後ずさりする。

圧倒的なパワーが、その実力の差が、嫌でも分かって威圧される。


「……くっそ!」


それでもコブの渾身の一撃が美空の体をかすめていった。

……だが、


————バリバリバリバリッ……!!

ズヴオオオオ——————ンンッッ!!!!



膨大なエネルギーの塊がすぐさま二人を直撃した。

逃げる暇も与えない、

それは命を削った魂の火……


「……ぐがああああッ!!」
「……あ゛あああああッ!!」


真っ赤な炎が二人の体を焼き尽くす……