「学習能力がないのは致命的だな」
ニヤつきながらカイドウが近付く……
「もうお前は何の力も使えない、俺達には逆らえない」
「————!」
行動操作が美空を縛る。
体力を削がれた今、完全なしるしの力を持ってしても術は解けず、美空の体は硬直する……
「——それでいいんだッ!」
————バキッ!
「ボクたちに歯向かうなんて百億年早いんだよッ!」
————ザシュッ!
無抵抗の体に次々と攻撃が浴びせられる。
「……っ、」
……そ、んな……
……また、こんな……
自分の不甲斐なさに、悔しさに、美空の心は苦しくなる。
やっと対等に闘える力を授かった、あと少しで二人を追い込む事が出来たはずだ、それなのに……


