「怒りで真の力が目覚めたか……」
「まあ……そうでなくちゃ。面白くないからね」
警戒するようにカイドウとコブが口を開く。
美空の周囲には有り余る“ 気 ”の波動が金色に、炎のように揺らめいていた。
「「……ハッ!」」
————ヴォンッ!
瞬時にその力量を察知したカイドウとコブが一気にパワーを最大限にまで高めてくる。
“……バチッ、 ……ジジッ……”
美空と同様に気を放つとあちこちで青い電気がほとばしる。
三人の波動がぶつかり合い、無言の圧力がせめぎ合い……
そして、
————ズガアッ!!
再び三人の壮絶な闘いが幕を開けた。
「……らあッ!」
「くたばれッ!」
“ ビュルルルッ……ブヴンッ!!”
飛び交う刃……
カイドウが拳を振り下ろす……だが、
「「……っ!」」
今度はさっきのようにはいかなかった。
拳を受け止める美空の腕は力強く、刃も彼女に届かない。
強力なバリアーが凶器の類を跳ね返した。


