「やめてっ! もうやめてっ!」
一心不乱にあたしは叫ぶ。
だけどどんなに叫んでもあたしの声は届かない。
「……っ、 ……や、め……」
耐え切れず、とうとうあたしは目を伏せる。
そこへカイドウが更なる追い打ちをかけてきた。
「————!」
無理やり両目が見開かれる。
これはカイドウによる行動操作、
視線の自由を奪われて、あたしは嫌でも目の前の光景を見てしまう。
顔を背ける事も、目を閉じる事もかなわない。
……そんな……
……そんなっ……!!
涙がボロボロこぼれ落ちる。
目に映るのは、おそらくカイドウに操られているであろう、仲間同士の殺し合い……


