「あのさあ、ボクたち、面白いものが見たいワケ。このままじゃあ、ちょっと面白みに欠けるっていうか……ハッキリ言って退屈すぎ! だから——」
コブがカイドウと目を合わせる。
何か心で話しているのか、二人とも頷きながら時々不気味に笑い合う。
そして、
「すごくいい事思いついた。どうやったらお前をもっと苦しめられるか、その最大級のパフォーマンスを」
笑いを堪えた顔をして、コブがあたしにそう言った。
「……っ、」
あたしは言葉の意味が分からない。
ただ無性に嫌なものが急速に体を駆け巡る。
そして、
「グヒッ!」
空を見上げ、コブが何かを合図した。
直後訪れる激しい揺れがあたしの体を振り飛ばす……
「……っ、」
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しばらくして辺りは静けさを取り戻した。
朦朧とする頭を押さえ、あたしはゆっくり目を開ける……


