「ヒヒッ」
ニヤリと笑うカイドウ。
その両隣では一段とまぶしい光を放つ長髪男と、コブがV字の刃を一つに集め、大きな武器を構えている……
「「死ねえエエッ!!」」
極限にまで力を高めた二人の、凶器があたしに飛んできた。
“ グヴオオオオ————ンッ!! ”
刃とレーザー、二つが途中で合体し、光り輝く見たことのない奇妙な形の物体となって猛烈な勢いで迫りくる……
「……っ、」
あたしは何とか逃れようと試みる。
だけど文字の鎖に自由を奪われ、体に力が入らない。
……どうする……
……どうしたら…………
すると、
————ドクンッ!
鼓動があたしを揺さぶった。
体の奥から更なる力が溢れ出し、それが波紋のように隅々にまで行き渡る……
「……ハッ!!」
あたしは迫りくる物体を跳ね返した。
衝撃波がさらにスピードを加速させ、凶器が術者に返ってゆく……
「「「……っっ……!!」」」


