SignⅠ〜天狗のしるしと世界とあたし


「……っ! CKー1のくせに生意気なっ!」


コブは攻撃の手を止めない。

今度はカイドウも長髪男も参戦した。


「「「くたばれッ!」」」


荒れ狂う刃、文字はあたしに狙いを定め縦横無尽に襲いかかり、その隙間を埋めるように光の雨が降ってくる。

あたしはそれをかわしながらだんだん距離を詰めてゆき……


——ガッ……ドガッ!!


接近戦へと持ち込んだ所で長髪男に膝蹴りを、コブに肘打ちをくらわせた。


「……っ、」
「くっそ!」


さらにもう一発浴びせようとした所で長髪男が反撃する。


——ヒュイイッ……!


指先から放たれたのは、まっすぐに伸びるレーザー光線、

避けきれず、赤い光が肩をかすめる。


「……っ、」


その威力に頑丈なはずの体にあっさり傷がついてしまった。

したたる鮮血、

辺りには焦げたニオイが漂っている……


「まだまだこれからだッ!」


青緑に輝く長髪男の、攻撃は激しさを増してゆく。

一本だったレーザーが二本、三本と増えてゆき、ついには十本になったレーザーがしつこくあたしに襲いかかる。

強く気を張り巡らせても防ぎきれず、いくつか侵入を許してしまった。