「…………」
「……湧人?」
「大丈夫だよ」
「……え?」
「大丈夫。透も薫も、D.S.Pも……」
「……大、丈夫……?」
「二人なら記憶操作も解かれて無事だし、でもしばらくは会えないかも。遠くに引っ越すんだって、だから……
D.S.PとBlue dollはずっと、今も上で闘ってる。
けどD.S.Pの方が断然有利で、全然余裕で……だから、みくは何も心配しないで……」
「……そう、なの……?」
「うん、でも危ないから、しばらくはここにいた方が……」
どこか浮かない湧人の顔……
それでも、あたしはそうかと納得する。
「ところでみく、何の夢見てたの?」
湧人が突然話題を変えてきた。
「……夢?」
「だって、ずいぶん寝言言ってたよ。さっきもお父さん、お母さんって」
「……あ〜、」
さっきの事が蘇る……
「うん、実はね、あたし、やっと会えたんだ、お父さんとお母さんに」
胸に手をあてながら、さっきの事を湧人に話した。


