「……あっ、 ……えっと、 D.S.Pの地下……第二医務室だよ。 美空、危ないところだったんだ……」
「……D.S.P……」
「……っ、ねえっ、もう大丈夫っ⁉︎ どこも痛くない? 苦しくない⁉︎」
「あ〜、うん、大丈夫」
「……良かった……」
脱力したように湧人はふうっと溜息を吐いた。
「……でも、あたし、湧人がなんで……」
「……あの後、オレすぐにマンションに戻ったんだ。そしたら美空、血を吐いて倒れてて……
黒木さんに連絡つかないし、美空のスマホに鬼頭会の人の番号見つけて、ここに運んでもらったんだ……」
「……鬼頭会……」
「もう帰ったけど、すごく心配してたよ」
「……そっか、そうだったんだ……」
だんだん赤みが引いていく湧人の顔をあたしはぼーっと眺めてる。
「……ごめんみく……一人にして……。 やっぱりあの時、離れなければよかった……こんな事になるなんて……」
「ううん、湧人のせいじゃない」
「……でもっ、」
「それより透と薫は⁉︎ D.S.Pは⁉︎ Blue dollはどうなったの⁉︎」
ハッとなって湧人に聞いた。


