「ねえ! あたしもう死にたい! お父さんとお母さんと一緒にいたい!」
『『……万里……』』
「……だめ、なの……?」
二人はじっとあたしを見つめてる。
そのうち、
『……ずっと一緒よ……』
『現実世界では一緒に暮らせないが、心はずっと寄り添っている……』
静かに、さとすようにそう言った。
「……え?」
『それに、これからはもっと一緒にいられるわ』
『やっと分かり合えたんだ、前以上にきっと深く寄り添える』
「……寄り添う……?」
『万里、あなたは生かされているのよ』
『みんなが万里を必要としている……お父さんとお母さんが万里を想うのと同じくらい大切に、大事に思ってくれている。 それなのに簡単に死にたいなんて言ってはだめだ』
「……だって、あたし……」
『大丈夫よ、私たちがついているわ』
『万里の痛みや憎しみ、悩みや、悲しみ苦しみ……これからは共に分かち合おう……』
すると暗闇の中、二人の体が光を放つ……
眩しいくらいに輝いて、輪郭が淡くぼやけてゆく……


