「だいぶ警戒してるねえ。もしかしてボクたちがこれから何かするとでも〜?」
「……っ、」
「ああ、報復するって思ってる? 思ってるよねえ〜? この状況じゃそう思うよねえ?
グフ、グフフ、グフフフッ…………正解!」
コブが真顔になると同時に目の前の空間が歪みだす。
——ガシャンッ!!
天井から床まである大きな鏡が、あたしとコブたちとを分け隔てた。
“ガシャン! ガシャン! ガシャン!”
鏡は何枚も何枚も出現し、鏡で仕切られた奇妙な空間を作り出す。
「……な、に……」
すると、
「ヒヒッ」
「グフッ」
笑い声と共に再びカイドウたちが現れた。
今度は鏡の中からバラバラの立ち位置であたしを取り囲んでいる。


