「そしてその後、すぐに俺達はそいつを捜索し始めた。だが捜査を進めていくうちにだんだん人物像に疑念が募り……それはある時、ついに確信へと変わったのだ」
「ほ〜んと、ついこの間だよ分かったの。お前がフォトンとやり合った時。でも驚いたなあ〜。ずっと捜してた奴とそいつが同一人物だったなんてさ」
「……っ、」
「まさかフォトンまでやられるとは思わなかった。こいつは能力者の中でも最高レベルとされるマスター級の腕の持ち主、そのトップだ。俺が知る限り今まで負けた事など一度もない」
カイドウの言葉にフォトンと呼ばれた男が顔をしかめる。
「……だが、お前には結構なダメージを与えてくれた。それが幸いしたのか知らないが、今まで妨害していたバリケードがなくなり、一気に情報が流れ込んだ。すんなりお前にたどり着いたという訳だ」
「……っ、」
ジトリ、空気がまとわりつく……
これから起こる事を予想して、あたしはそっと身構える。
……と、
「グフッ、グフフフッ!」
突然コブが笑い出した。
つられてカイドウも、仲間たちもニヤリと笑う。


