——ギリッ、
塞がれる気道……
圧迫感に体がこわばる……
「……う、ぐっ……」
「……死ねえッ……」
憎しみと共に吐かれる言葉
それが妙に頭に響いて……
遠ざかる意識の中……
あたしは透だけを目に映してる……
「…………」
……とおる……
……ごめん、 透……
あたしの、せいだ……
あたしがいなければ……
あたしと出会わなければ……
透も、薫も、こんなに苦しまなくて済んだのかな……
あたしが死ねば……
二人とも、心が楽になるのかな……
それが償いになるのかな……
あたしが……死ねば…………
あたしはふっと目を閉じる。
「————やめろッ!!」
声が滑り込んできた。
——ドガッ! ゴッ!
鈍い音と共に首への圧迫がなくなって、空気が入り込んでくる。
「……っ、 ……ハアッ、」
「みくっ……みくっ!」
「……ハア、 ……ハア、」
朦朧としながら目を開ける。
「みくっ!」
そこには取り乱した様子でこちらを見つめる湧人がいた。


