「ザマあねえな」
今度は透が前に来る。
昼間と同じ足での攻撃があたしの体を痛めつけた。
“ドガッ! ガッ! ドガッ!”
「……っ、」
“ガッ! ドガッ! ……ゲシッ!
「……っ、 ……うう、」
「……ハァ」
透はいったん蹴るのをやめる。
「貸せ」
後ろの薫に振り向いた。
手にしたのは薫が持っていた鉄パイプ。
それを、
——ガアンッ!
躊躇なくあたしに振り下ろした。
「……っ、」
“……ガッ! ……ガッ!”
まるで素振りでもするかのように殴られる。
“ガン! ……グガンッ!”
最後に胸の辺りを殴られると体が少し宙に浮く。
——ドオッ……
あたしは仰向けに道路に倒れ込んだ。
「……うう、 ……はっ、 あ……」
すぐに嫌な感覚に襲われる。
背中の刃がますます深く食い込んで、出血がさらにひどくなる。
その上、さっきの攻撃で骨折したらしく、折れたろっ骨が肺に刺さって息苦しい……
そこへ、
「殺してやる」
透があたしの上にまたがって、両手で首を絞めてきた……


