動きがあったのはそれから二時間経った頃。
一台の黒い車がアジトの前に停車する。
奏太が外へとやって来て……
少し周りを確認し、黒い車に乗り込んだ。
"ブロロロ……"
すぐに車は発車する。
……え、
「……待って!」
あたしは黒い車を追いかけた。
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「ハァ〜、」
さいわい、車はそんなに遠くまでは行ってなかった。
割と大きな繁華街……
ひっそり落ち着いた料亭の中に、どうやら奏太はいるっぽい。
"ジジジジ"
ここからはESPの力を駆使する。
物陰からそっと中の様子を探った……
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緊張感漂うテーブル。
奏太と一緒にいるのは、スーツを着た若い男が一人と、ブルドッグ顔のおじさんが一人。
たぶん大熊組のヤクザだろう。
そのおじさんに、奏太も、若い男もすごく気を使っているのが分かる。
そこへ派手な女がやってきた。
女は奏太と腕を絡める……
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おじさんに促され、奏太と女が店を出る。
寄り添いながら、近くのホテルへ入っていく。
エレベーターで上にあがり、二人が部屋へ入っていった。
入るなり女が抱きついて、
奏太と深く唇を重ねた……
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女が奏太の服を脱がせる。
そのままベッドへ押し倒すと、奏太の上にまたがって、自分も脱いで胸をだす。
また唇を合わせながら、女が奏太の体をまさぐる。
その後は上下逆になり、奏太が女をまさぐった。


