人間はこういう時ほど冷静になるんだろう。 2度と目の前に現れ無いのは物理的に無理だ。 何故なら僕の後ろの席が凌だからだ。 そしてこんなことで友人関係が壊れるなんて。 『こんなこと』 僕は密かに凌を見下しているのか? 「ぐすっ、 ひっく、うぅ…」 『のい』の泣き顔をみて僕は我にかえる。 友達を2人も傷つけた。 凌の言う通り。 僕は最低夜郎だ。