えっ……今、なんて……


「 あたしのことが好きって、今… 」


「 言ったよ。婚約者のこともあったから
言えなかった。文化祭の時ごめんな? 」



千紘からの「 好きだよ 」の言葉


すごく、すごく嬉しくて……


「 千紘だいすき…!! 」


座っている千紘の上に乗りかかるように
ギュッと抱きしめる。


そして彼の目を見ながら大きく誓った。




「 あたし、千紘に婚約者がいても絶対に諦めないから。あたしが婚約者になる!!だから、もう1人で悩まないで… 」