コンコン・・・


「誰だ・・・?入れ。」


中から落ち着いた低い声が聞こえてきた


カチャっと静かにドアを開けて中に入る


「あのさ、今更だけど医者になりたいって言ったら人生舐めすぎ・・・?」


「・・・ホントか?!ホントに医者になるのか?」


お父さんが嬉しそうな顔で何度も聞いてくる


「本気だよ。・・・難しいかな・・・?」