拝啓、天国の君へ

家に帰って廊下を歩いているとふとカレンダーが目に入った


24日には赤いペンでマルが書かれてある


「もうすぐクリスマスか・・・」


そういえば千尋、首寒そうだったな・・・


〈ごめん、用事ができて明日は一緒に帰れない。 〉


というメールを千尋に送った


返信はすぐにきた


〈そっか。分かった! 〉


〈ごめん。明後日また一緒に帰ろ! 〉


そして私は眠りについた