「ううん、別に!」


と言って私は山本君に駆け寄った


「おはよ。遅れてごめん。」


「いいよ。待ってるの得意だし。」


「ぷっ、何それ・・・」


クスっと私が笑うと山本君も笑った


目を少し細めて笑う顔は少年みたいで大人っぽいいつもの顔とは違うカッコよさがあった


「あ、うん。じゃあ行こっか。/////」


私は赤くなったほっぺたをゴシッとこすって歩き始めた