Rain Days

それがわかってしまうには、あたし達はまだ若すぎるのかも知れない。

だけど、あたし達も今を必死に足掻き生きている。

だからこそ、そんな感情が生まれる。

そこに若さとかは関係ないと、あたしは思う。


「これから、もっとそう感じて行くんだろうね」

「早く大人になりたいって思ってたのに、それもそれで呆気ないな」


孝則の言葉が、また切なくさせる。


「だけどさ、考え方次第だよな。早く感じるってことは、俺らは充実した日々を送ってるってことなんじゃね?」

「健、たまには良い事言うんだね」


健のことを茶化す、雪乃。

充実した日々を送ってる、か。

確かに、そうなのかもしれない。