Rain Days

雪乃のお母さんが言っていた通り、雪乃はベットの上で気持ち良さそうに寝ている。

あたしは起こすこともせず、ソファに体を預ける。

毎日のように来ていた、雪乃の部屋。

懐かしい空気が、ここにある。

瞳を閉じ、ゆっくりと深呼吸をする。

今の自分の部屋より、とても居心地がいい。

雪乃も寝てるから、あたしも少しだけ休もう。

そう思い、あたしは少しだけ仮眠を取った。

そして再び目を覚ましたのは、寝起きには最悪な雪乃の煩い声。


「あおい!!」


グラグラと体を揺らされ、重い瞳を明ける。


「もう!!来てたなら、起こしてよ」

「寝てたし」

「だから、起こせば良いじゃん」


別に怒らなくても。